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2008年11月16日

11月16日 日曜日
吉祥寺は、ここのところ何となく優れない秋のお天気。
寒くはないものの、ぐずついた空模様です。

三重で発見!
paramita museum(パラミタ博物館)

パラミタミュージアム3パラミタミュージアム2パラミタミュージアム4

先日、とある目的(・・・というのは、友人のお見舞い)で訪れた三重県鈴鹿市周辺。行くすがら眼に留まっていた[paramita]という文字。
友人に聞くと、とてもいいので行ってみた方が良いということ。
博物館の半分以上は、池田満寿夫氏の作品(特に焼き物)の展示。
その題材が、般若波羅蜜多、で[paramita] という訳。
こんなところでパラミータの研究の一面に触れることができるとは!

なんだか訳が分からない方は、JAPのホームページ〜ギャラリー〜〜THE PLANET PARAMITA

をご参照下さい。ますます、面白い研究論文が展開されています。

ところで、この般若波羅蜜多(ハンニャハラミッタ)のミッタの蜜の字。
池田満寿夫氏は間違えて、というより思い込んでいて「密教」の「密」の字を当てて書いていました。そこのところはご本人も分かっていてあえてこの「密」の字を使っていると弁明されていました。もともとサンスクリット語の発音に漢字を当てたと言われる般若波羅蜜多。密教の密=秘密の密の方がしっくりくるのではないかと。なるほど、そんな気がしてきました。
月の庭月の庭2月の庭3


さて、その見舞い先の友人は、現在スタッフに任せてはいるものの鈴鹿市の隣の城下町・亀山市で「月の庭」というオーガニック・レストランを経営しています。1998年に開いたこのレストランは、もともと家業である古〜い歴史ある酒屋さんの乾物蔵を改造して造ったもの。古い家屋にマッチした家具にインディアン風手作りオブジェ、そしてこだわりのオーガニック素材を使ったお料理。友人とその奥様で作り上げた味と雰囲気は、地元の方のみならず近県、そして遠方からの客人を見事に取込み、すてきな空間を作り出していました。

月の庭のごはん月の庭のごはん2月の庭のごはん3

お料理の印象は、オーガニック云々にありがちな希薄な味付けではなく、ひとつひとつ素材の持ち味が活かされているという感じです。なにより印象的だったのは、音のする料理、頭蓋骨に響く料理だということ。数種類のおかずやごはんが、それぞれ口の中で小気味いい音を奏で、素材たちが「おいしく食べてね」とささやいているようでした。これは、初めての経験です。

吉祥寺からはかなり遠い所ですが、お近くの方は是非一度行ってみて下さい。






今日こそ、気合いで晴れにしてやるゾッ!

JAP工房cpiblog00579 at 16:31│コメント(0)トラックバック(0)夜の太陽 |  YOU-KOmixiチェック

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