シルバージュエリー&レザー製品のメーカー、そして音楽、映画業界で暗躍しているJAP工房のブログです。JAP工房を中心とした人達の裏話や、お得な情報なんかが飛び出すかも!?

2007年11月05日

月曜を担当することになった流石(りゅうせき)です。
“流石”は今回からの筆名なんですけど、その由来は今後機会があれば。
とりあえず、映画ライターの端くれとして新作映画紹介を
ネタの中心にしていく予定です。
で、その前に初回でもあるので、当Blogリニューアルとその後に続く、
オフィシャルサイトのリニューアル経緯について・・・。

5年半前に出版された「THE JAP GUILD WORKS 〜JAP工房作品集〜」をご存じでしょうか?




そのあとがき的対談で、その作品集制作スタートに向けて
ある発射ボタンを押してしまったのが僕だと言うことが述べられています。
詳細は作品集に委ねるとして、
今回もまた発射ボタンを押してしまったのはどうやら僕らしい。
ただ単にサイフを無くしてしまったので、
新しく「B.C.R.P.」のサイフを買いに行っただけのつもりだったのに‥‥。

正直に言えば、しばらくご無沙汰していたので近況を報告しつつ、
オフィシャルサイトのちょっとした意見を述べたかったのが事の始まり。
ほんとにちょっとした意見のつもりだったのだけれど、
川上さんにはしっかりと発射ボタンが用意されていて、
僕はそんなボタンがあるとも知らずに、ガツンと思い切り押してしまったわけです。
で、僕の意見以上にエスカレート、
オフィシャルサイトの全面的な見直しが行われることになってしまったのです。
作品集のときと同じ、ミサイル発射です。
それにしても突然ミサイル発射ボタンが押されても、
JAPのスタッフが慌てることなく対応してしまうのには、
いつも感心してしまいます。
僕の知らないところで常にミサイルが発射されているんでしょうね。

オフィシャルサイトのリニューアルまでにはまだ時間が掛かります。
やるからにはとことんやるのがJAPです。
川上さんにはたくさんの発射ボタンがあるので、
連鎖的にいろいろなミサイルが飛んでしまう可能性もあるため、予定は未定。
もちろん予定表はあるんですけど。
Blogの先行リニューアルは、自分達のモチベーションを保ちつつ、
これまで以上にJAPファンの皆さんとの距離を縮めていければ、
というのが真相です。

++++++++++++++++++++

さて、「月曜迷画劇情」第1回目に紹介するのは「パンズ・ラビリンス」。
もう公開から1ヵ月になるので、
ご覧になっている方もいらっしゃるかもしれません。




職業柄、「最近いい映画ない?」とよく聞かれますが、
10、11月の答えとしているのがこの作品。
薦められて観た人も満足していたので、
客観的にも「いい映画」と評していいのでしょう。
「パンズ・ラビリンス」は端的に言えばダーク・ファンタジー。




個人的にはJAP工房の作品(製品)にも
“ダーク・ファンタジー”な要素が潜んでいると思っているので、
そんなJAP工房に魅力を感じている人には本作もお薦めできます。
タイトルの“パン”とはギリシア神話の神の一種、牧羊神のこと。
ローマ神話ではファウヌスと呼ばれています。




が、主人公はパンではなく、その迷宮に迷い込んでしまう少女。
物語の舞台となる1944年のスペイン内戦の厳しい現実と、
パンが少女に教える不思議な世界とが見事にミックスされています。




かなりグロいシーンもあるので、お子様連れはキケンです。
メキシコ・スペイン・アメリカ合作の本作は、
第79回アカデミー賞で撮影賞、美術賞、メイクアップ賞を受賞。
世界各国でもさまざまな賞を受賞しています。
すでに公開終了してしまった劇場、今週金曜までの劇場、
これから公開の劇場、とさまざまですので、ご注意ください。

「パンズ・ラビリンス」公式サイト

http://www.panslabyrinth.jp/

■STAFF
監督&脚本&プロデュース:ギレルモ・デル・トロ
プロデューサー:アルフォンソ・キュアロン
撮影:ギレルモ・ナバロ
編集:ベルナ・ビラプラナ
美術:エウヘニオ・カバレロ
音楽:ハビエル・ナバレテ
音響:マルティン・エルナンデス
特殊効果:カフェFX
製作総指揮:ベレン・アティエンサ  エレナ・マンリケ
共同製作総指揮:エドムンド・ヒル
特殊メイクアップ:ダビド・マルティ

■CAST
オフェリア:イバナ・バケロ
ビダル:セルジ・ロペス
カルメン:アリアドナ・ヒル
メルセデス:マリベル・ベルドゥ
パン(ペイルマン):ダグ・ジョーンズ


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