シルバージュエリー&レザー製品のメーカー、そして音楽、映画業界で暗躍しているJAP工房のブログです。JAP工房を中心とした人達の裏話や、お得な情報なんかが飛び出すかも!?

2007年11月01日

来春に向けリニューアルすることになったJAP工房のHP。まずは、このブログの刷新からすることになった。目標、『毎日更新』である。
テスト的スタートではあるが、その1回目に俺に何かしゃべれというので、「バカヤロー」をとりあげてみた。もちろん、江戸弁特有のそれである。

俺は、ガキの頃、伯父貴(実の伯母の旦那)の家で世話になった。
当時は新小岩で小さな鞄屋を営んでいたが、もともとは一家を構えて日本国中を行商して歩く所謂テキヤの親分だった叔父貴は、俺の目にはいつも凛としていて「まっつぐ」な江戸っ子のおやじだった。
言葉少なく近寄り難い威厳を持った伯父貴から発せられる俺に対する言葉は、ほぼ3つ。
「バカヤロ」、「ノボル」、「オイッ」、である。
組み合わせは色々。
『オイッ、ノボル、バカヤロ』(1*)
とか
『バカヤロノボル、バカヤロ』(2*)
とか
『ノボル、オイッ、バカヤロ』(3*)
とか。
全ての言葉に対する俺の答えは,『ハイッ』のみ。
場合と意味は千差万別。
例えば,(1*)は『そこにある新聞を取ってくれ』、(2*)は『ちょっとこっちへ来い』、(3*)は『それでは駄目だ,やり直せ』など。
『バカヤロ』は実に便利な言葉で、接頭語となり接尾語となり感嘆符となる。しかし、そのすべてが愛情を持って発せられた言葉なのだ。

伯父貴のボキャブラリーの中で,本人に向けて発せられる特記すべき言葉がひとつある。
「コンチクショイメ」だ。
使用方はおおきなくしゃみをした後、
(ハックショ〜〜〜イ)『コンチキショイメ』である。
もっと、感動(動揺)を表現する場合はそれに『バカヤロ』も『コノヤロ』もつけてOK。

とにかく、言葉少ない中で、どのような状況でどのような判断をするべきなのか、そしてどう行動すれば良いのか。
感受性豊なガキの時期にそういう環境で育った俺は,端から見ればヒネクレているように見えるかもしれないが、充分おおらかに、そしてきびしく、生きていく術を身に付けられたと思う。
とうに他界している伯父貴だが、とても感謝している。現在の俺の有り様の指針となっているのは間違いない。

by NOBORU KAWAKAMI (JAP INC.)



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